雑記

悪気なく人を傷つける人との付き合い方

人と関わっていると、ときどき「この人、なんでそんなこと言うんだろう」と心がチクリとする瞬間があります。
でも、相手を見ると悪意があるようには見えない。
むしろ、普通に笑っていたり、まったく気づいていなかったりする。

そんな「悪気なく人を傷つける人」って、身近にいるものです。
今日は、

  1. そういう人はどんな気持ちで言葉を発しているのか
  2. どう接すれば、自分の心を守れるのか

この2つについて書いてみたいと思います。

傷つける人は、どう思って言葉を発しているのか

悪気がない人ほど、相手の気持ちを想像する力が少し弱いことがあります。
それは冷たさではなく、「自分の中の基準」で世界を見ているから。

例えば、
「その服、ちょっと太って見えるよ」と言ってくる人。
本人はただ“思ったことをそのまま言っただけ”。
でも、言われた側は「せっかく選んだのに…」と心が沈みます。

その人の頭の中では、
「正直に言った方が相手のためになる」
「私なら言ってほしいと思う」
そんな“自分目線の正義”が働いていることが多いんです。

また、悪気のない人の中には、自分を少し良く見せたいという無意識の気持ちが隠れている場合もあります。
「私はちゃんとしてる」「私は分かってる」という安心を得たくて、
つい他人に対して上からの言葉を使ってしまう。

つまり、傷つける言葉の根っこにあるのは「悪意」ではなく、
自分を守るための小さな防衛”なんです。

そう考えると、少し見え方が変わりますよね。
「この人も、実は不安を抱えてるのかもしれない」と。

傷つける人と、どう接すればいいのか

悪気がない人に傷つけられたとき、私たちはつい「自分が気にしすぎなのかな」と思ってしまいます。
でも、心が痛むという事実があるなら、それはちゃんとしたサインです。

まず大事なのは、距離をとる勇気
「嫌いになる」ではなく、「近づきすぎない」。
心を守るための距離は、立派な自己防衛です。

そして、もし関係を続けなければならない人(職場、家族など)なら、
心のフィルター”を持つと少し楽になります。

例えば、
「この人の言葉は深く考えずに出ているだけ」
「この人は、悪気がなくても人を傷つけるタイプ」
そう理解しておくことで、言葉を真正面に受け止めずに済みます。

また、もし余裕があるなら、
「それを聞くと、少し悲しいな」とやんわり伝えるのも大切です。
相手に気づきを与えるチャンスにもなるから。


ただし、伝えても変わらない人もいます。
その場合は、「理解されないことを受け入れる」のも、自分を守る優しさです。

さいごに

悪気のない人に心を傷つけられたとき、
「私が弱いのかも」「考えすぎなのかも」と責めてしまうことがあります。
でもそれは違います。

痛みを感じるのは、心がやわらかくて、人の気持ちを感じ取れるから
その繊細さは、あなたの強さでもあります。

誰かの無神経な言葉で、自分の優しさを疑わないでください。
あなたの感じ方は、ちゃんと意味があります。

人の鈍さに巻き込まれずに、自分の心を静かに守ってあげましょう🍀

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