訪問看護

【2026年(令和8年)6月改定】訪問看護の利用料金を徹底解説!(医療保険編)

【2026年(令和8年)6月改定】訪問看護の利用料金を徹底解説!(医療保険編)

訪問看護をご利用の皆様、または利用を検討されている皆様へ。

令和8年(2026年)6月1日より、医療保険を利用した訪問看護の料金が改定されます。今回は、令和6年(2024年)からの主な変更点と、新しい料金表の全体像をわかりやすくまとめました。

令和6年(2024年)から何が変わる?主な3つの変更点

いずみ訪問看護ステーションでは2024年6月の料金と比較して、2026年6月からは以下の点が大きく変わります。

  • 変更点1:訪問看護ベースアップ評価料(1)の増額
    看護職員などの処遇改善を目的とした「訪問看護ベースアップ評価料(1)」が、従来の780円から1,830円へと大きく引き上げられました。
  • 変更点2:管理療養費の変更
    月の初日にお支払いいただく管理療養費について、2024年は7,670円でしたが、2026年の表(機能強化型訪問看護管理療養費4)では9,030円となっています。なお、2日目以降の管理療養費は従来の3,000円から3,010円となりました。
  • 変更点3:新たな「訪問看護物価対応料1」の追加
    近年の物価高騰に対応するため、新たに「訪問看護物価対応料1」という項目が設定されました。これにより、月の初日は60円、2日目以降は20円が加算されます。

【2026年6月~】医療保険の訪問看護 基本料金

医療保険で訪問看護を利用する場合、基本となる療養費(10割負担額)は以下の通りです。

  • 訪問看護基本療養費(1日につき)
    • 週3日目まで:5,500円
    • 週4日目以降(リハビリ除く):6,550円
  • 精神科訪問看護基本療養費(1日につき・30分以上)
    • 週3日目まで:5,550円
    • 週4日目以降:6,550円

状況に応じて追加される主な「加算」項目

ご利用者様の状態や、24時間体制などのステーションのサポート体制によって、基本料金に以下の加算が追加される場合があります。

  • 24時間対応体制加算(月1回): 6,800円
  • 特別管理加算(月1回):
    • 重症度の高い利用者:5,000円
    • 上記以外(厚生労働大臣が定める状態にある場合):2,500円
  • 夜間・早朝・深夜の訪問加算:
    • 夜間(18-22時)・早朝(6-8時):2,100円
    • 深夜(22-翌6時):4,200円
  • ターミナルケア療養費1: 25,000円

ご利用にあたっての大切な注意事項

  • 自己負担額について: 実際のお支払いは上記の金額(10割)ではなく、健康保険や後期高齢者医療制度などに基づき、1割~3割の自己負担額となります。
  • 公費負担の適用: 指定難病など、各種公費負担が適用となる場合は、自己負担額が減額または免除されます。
  • 端数処理について: 合計金額に10円未満の端数が出る場合は、四捨五入での計算となります。

医療保険を使った訪問看護の料金は、基本の料金にさまざまな加算が組み合わさるため、少し複雑に感じるかもしれません。「自分の場合は月にいくらくらいになるの?」といった具体的なご相談は、いつでもお気軽に当ステーションのスタッフまでお問い合わせください!

次回は、「介護保険」をご利用の場合の料金表について詳しく解説します。ぜひそちらもご覧ください!

ABOUT ME
訪問看護だより
広島県福山市内のとある訪問看護ステーション。 看護師がおよそ6名、PT・OTが約4名の合計10名ほどの規模。 職業柄、介護保険や障がい福祉サービスについての質問をよく受ける立場であり日々勉強勉強の精神でがんばっています。 幅広い年代の方のお困りごと解決のために、お役立ち情報を発信できたらいいなと思っております。